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株式・債券株式・債券(公社債)

 このページでは株式・債券の中で、個人の資産形成に関係の深い上場株式・国債などの公共債を中心に紹介します。株式には未上場株式、債券(公社債)には民間企業発行の社債などもありますが、個人の資産形成では一般的ではないため取り上げていません。また、内容は投資初心者向けとさせていただいています。

 株式と債券の特徴は違いますが、ここで同時に紹介しているのは、一般的に株価と債券価格は逆相関の関係があると言われ、リスク分散の意味合いからです。

株式(上場株式)

 「日経平均」や「TOPIX」という指数を聞いたことが多いと思います。これらの指数は、一定の上場株式を指数化したものですが、個人が運用される場合、これらの「上場株式」に投資することになります。
 株式に投資するには証券会社で口座を開設し売買することになります。証券会社の店頭や電話で取引もですが、インターネット取引が浸透し、数十年前と比較すると個人でも抵抗なく取引できます。
 一方、証券口座の種類や税金を理解しておく必要があります。口座の大きな分類は下記のようなものです。

  1. 特定口座(源泉徴収ありの口座)
  2. 特定口座(源泉徴収なしの口座)
  3. 一般口座

 上記のうち特定口座(源泉徴収ありの口座)のみ確定申告不要ですが、損益通算や損失繰越しをしたい場合は、確定申告をします。

 株式取引の難しいところの一つは、どの銘柄を選ぶかというところにあると思います。
 初心者の方は、いきなり投資するのでなく、しばらく興味のある企業の株価の値動きを観察するところから始めても良いと思います。できればロウソク足や移動平均線といったチャートを見ながら観察するのが良いと思います。株価は、企業の業績に連動しない場合もあるなど、自分の興味のある企業や応援したい企業が株式投資に向いているかどうかはわかりません。
 また、慣れないうちは他人の意見を参考にすることもあると思いますが、その意見がどういった立場での意見か理解する必要があり、投資は「自己責任」ですので、損失が出て他人を批判しても損失は戻ってこないところは理解しておく必要があります。

 リスクを分散するのであれば、資金は必要ですが複数の銘柄に分散することも検討の余地があります。複数の銘柄選択は、「業種」などを分散させることも含まれます。同じ業種の企業の株価は同方向になりがちなので、あえて違う業種を選択し投資することもリスク分散になることがあります。
 慣れてくると、自分の資金の数倍の取引ができる「信用取引」や株式の「売り」から始める取引も挑戦したいところですが、リスクも高まりますので慎重に検討が必要です。 

 上記で3種類の口座を紹介しましたが、どの口座も売買益に対して約20%課税されますので、別に「NISA」口座を開設し、まずはNISA口座の中で取引し、NISAの投資枠が足りなくなれば、特定口座等で取引することも選択肢になります。ただ、NISAの場合、損失通算や損失繰越ができないので、そういった特徴を理解した上で、口座の使い分けが必要になります。

 海外株式を扱う証券会社も増えていますので、ある程度取引に慣れたうえで検討しても良いかもしれません。もちろん為替変動リスクなどのリスクは理解しておく必要はあります。

債券(個人向け国債)

 債券は、国や企業が資金調達のために発行し、元本と利息を満期に返済する借用証書のようなものです。民間企業発行の社債などは、個人の資産形成では一般的ではないためここでは取り上げていません。また、「外債」は為替変動リスクもあり、個人には取組みしにくいと思いますので取り上げていません。

 国債のうち個人が取組みやすいものとしては、「個人向け国債」があり下記の種類があります。

  1. 個人向け国債・固定3年
  2. 個人向け国債・固定5年
  3. 個人向け国債・変動10年

 個人向け国債は、証券会社、銀行等の金融機関、郵便局などで購入することができます。毎月発行され、
購入は最低1万円から1万円単位で、年2回利払いがあります。
 個人向け国債のメリットは、元本が保証され、金利が下がった場合も0.05%の金利保証があります。一方あまりないとは思いますが、国の債務不履行等により信用悪化すれば損失が生じる可能性がないとは言えません。また発行後一定期間を経過するまで中途換金できず、中途換金時は一定の利子相当額を支払う必要があることは留意が必要です。
 


株式と債券によるリスク分散

 冒頭に記載したように一般的に株価と債券価格は逆相関の関係があると言われ、資産を株式と債券に分散することによって、リスク分散が期待されます。

 ポートフォリオを組む場合、資産を4分割し、国内株式25%、国外株式25%、国内債券25%、国外債券25%にするという話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人」による基本ポートフォリオも大きく分けると4つに分かれています。
 ただこれらの割合は、個々のリスク許容度、資産状況、年齢などによって変わってきます。例えば一般に年齢が高くなると株式よりも債券の割合を高める方が良いとされますが、それも個々の状況によります。

 リスク分散といっても、ポートフォリオを組むこと自体、個人にとって負担となることもあると思います。個々の資産に個別に投資できない場合は、投資信託を利用し「バランス型ファンド」を購入するなどの選択肢はあります。NISAやiDeCoでバランス型ファンドを利用する検討もできると思います。

 リスク分散を気にせず、株式投資が楽しいからやっているという方も少なからずいらっしゃると思いますが、リスクを認識した上で資金が大きく目減りしても良いと考える方を除いて、やはりある程度のリスク分散は望ましいと思います。


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